2018年のアメリカ経済における失業率の低下は、労働者には朗報ですが、多くの経営者は雇用市場が改善する一方で、ポジションの欠員を補充するのが一層困難である状況に直面しています。アメリカ経済は、5月には新たに18万人の雇用を生みだし、ここ18年で最低の3.8%まで失業率を押し下げました。

大手雇用サイトCareerBuilderによると、2018年は、全ての雇用者の44%がフルタイム労働者を求人しており、多くのポジションが、欠員を補充するのに3カ月以上を要するとしています。さらに離職率が30%を超過している会社もあります。もし、あなたの企業が優秀な人材を失っているとすれば、離職の理由は昇給だけでなく、企業のカルチャーや社内での昇進プロセスなど、他の問題に関連していることも考えられるため離職理由を理解する事は不可欠です。しかし、多くの企業では、離職率を下げるため、賃金の見直しのみをしているようです。

従業員不足が続く今、重要業績評価指標(KPI)の導入と管理は必須であり、これにより雇用ニーズに素早く対応する事ができます。以下はKPIの一例です。

  •  売上に対する直接労務費の割合
  • 直接労務費における生産性
  • 部門別の通常労働時間に対する残業時間の割合
  • 給与ごとの付加価値
  • 離職率の把握

 もちろん、一つ一つの労働指標が機能している事は重要ですが、社内の本当のニーズを理解するためには、部分的ではなく全体的に物事を見ていくアプローチが必要です。社内における全てのビジネス指標を監視し、経営陣が毎月レビューをする事の出来るよう、企業パフォーマンスを評価するシステム及びプロセスが存在し、機能している事が不可欠です。

CDHのエクゼクティブ・フォーカスは、企業の運営費用を管理・監視するための最適なソリューションです。エグゼクティブ・フォーカスは、組織内の透明性を提供する視覚的ツールであり、経営陣及び従業員が社内の各部門の現状をより良く理解する事ができます。

  • 企業形態に応じて、組織全体の機能を示す、カスタマイズされたビジネス指標を提供します。
  • 効率性と付加価値機能を明確に反映した主要業績評価指標(KPI)にフォーカスします。
  • 推進管理ミーティングの進行し、分析結果における企業の傾向と、継続的な改善に導くためのアドバイスを推進します。


マット ワースは、会計およびコンサルティング会社であるCDHのシニアコンサルティングマネジャーです。20年以上に渡り、非公開企業のコンサルティングに貢献してきた経験と実績があります。CDHのエクゼクティブ・フォーカスサービスは、経営者側がパフォーマンスを向上させるためのプロセス、手段、サポートを提供します。また、傾向、関連性、パフォーマンスドライバーを識別できる、企業のニーズに応じカスタマイズされたグラフィックパッケージを構築します。

マットはミルウォーキー大学の経営学士、米国公認会計士を取得しています。

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