「天は自ら助くる者を助く」

ビジネスを筋肉質に 永住権者のトクする税務知識 コロナ禍のまっただなかで在米のビジネスオーナーは、自らのぜい肉を意図的に徹底的に落として、引き締まった筋肉質のビジネスにしていかないと生き残れません。今回は、どのようにして筋肉質にするかのアイデアをいくつか挙げてみました。   I. 経費の削減 不必要な経費を徹底的に落とすことは、内部留保を高めて、粗利、営業利益を高めてくれます。結果的に現金が貯まり、不況に強い会社になります。以下見逃しやすい経費項目を挙げてみます:       a) Bank Charge...

アメリカの賃貸用不動産と日米相続のルール

永住権者のトクする税務知識 アメリカに駐在する機会があって、たまたま良い家があったので賃貸用に購入された。そんな場合に国境を越えて、二国の税制まで考えたうえの相続までを考える人はあまりいません。しかし現実にはこのクロスボーダーの税制の違いは大変大きな影響を与えます。駐在されて不動産を購入されて、日本に戻る人も多いでしょうし、なかには永住権を取られて米国に滞在し続ける人も多数おります。 そこで今回は、米国にある賃貸物件の相続にかかわる日米の税制について大きく説明したいと思います。...

バックオフィスの能率化にテクノロジーをどう使うか

最近のある調査報告によると、70%の企業がデジタルトランスフォーメーションを遂行中、あるいはまもなく始めるそうです。デジタルトランスフォーメーションとは何か?それは企業活動すべてを、自動化したりアップグレードできる統合テクノロジーに任せるということ。会計も含めてです。...

期末決算の財務諸表:2020年のデータ不足対処法

この記事は、期末決算のプロセスだけに焦点を当てた2部構成シリーズの第2部です。企業は前期2019年を振り返って今期2020年の方針を決めていきます。前回第1部では、期末の財務諸表で間接経費の削減が必要だと明らかになった際にどうするか、について考えました。今回第2部では、前年の決算数値から何も有益な情報が得られなかったらどうするのか、というさらに大きな課題について考えてみます。   十分な情報がないまま活動されていませんか?...

コロナ禍:諦めるのはまだ早い!

永住権者のトクする税務知識 4月16日、Paycheck Protection Program(“PPP”)の当初のファンディングの$349 Billionが枯渇しPPPが終了したとのニュースが流れました。追加のファンディングの$250 Billion は現時点では民主党と共和党の議員が一致できずに、承認されていません。 今回は、このPPPのアップデートも含めて、さらに他の救済措置についてリストを作成して、読者の注意を喚起したいと思います。 PPP...