品質コストの概念は、1950年代より存在していますが、この概念を気に留めなかったり、十分理解できていない方が多くいると感じています。品質コストの概念は誤解されやすく、単に高品質の製品やサービスを作り出す為のコストと理解されがちですが、低品質の製品やサービスを作り出した為に、後に発生してしまうコストでもあります。

品質コストを重要視されていない企業の方より受ける代表的な質問には2つあり、品質コストが及ぼす財務的影響と、どれくらいの資金を投入する必要があるかです。しかし、ここで重要な事は、低品質の製品を作り出す事を防ぐ為に費やすコストと、低品質の製品を作り出した為に後に費やす事となるコストの費用対効果を判断する事です。

従来の外部報告会計では、品質コストに係る費用を見極める事が困難な為、収益性の高い製品ラインを生み出す事に気を取られ、品質コストの概念を大幅に外れてしまっているというケースも見受けられます。低品質の製品を出荷した事で発生してしまうコストを減らす事はきわめて重要で、通常このコストは、品質コスト全体に係る費用に対しあまり大きくありませんが、企業の評判を失う事に繋がりかねない一番怖い部分です。

品質コストを取り入れるステップ:

品質コストを分類し、各分類ごとに関連データを集める

各分類ごとに責任者を設け、達成目標を定める

毎月、各分類ごとに係ったコストをデータ化し分析する

効果的な品質コストを取り入れる事は、企業の継続的成長、費用削減、収益増加に繋がります。CDHのエグゼクティブ・フォーカスは品質コストの取り入れを支援するだけでなく、マネージメントチームの業績向上の実現も支援する優れたソリューションです。

エグゼクティブフォーカスは組織における全部門の垣根を越えて、組織に対する理解を深め、チーム力育成を目に見える形で表す為に、以下の様な事を行います。

  • 組織全体の機能を表す事業測定基準を貴社に合わせてカスタマイズする
  • 効率が高く、付加価値能力を明確に表している重要業績評価指標に重点を置く
  • 経営会議を毎月実施し、継続的成長を促進する傾向や関連性に重点を置く

Matt WirthはCDHのシニアコンサルティングマネージャーであり、20年以上にわたり中小企業のコンサルティング経験があります。CDHが提供するエグゼクティブフォーカスはマネージメントチームの業績向上実現の為のプロセス、ツール、サポートを提供しています。また、描写的要素を用いて、ビジネス傾向、関連性付け、評価基準を見つけだし、最終的な継続的成長、最終収益を増やす為のシステムでもあります。Mattはウィスコンシン大学ミルウォーキー大学会計学士号、米国公認会計士の資格を取得しています。

Matthew Wirthは20年以上の経験を持つコンサルティングマネージャーとして、継続的な成長と収益を導く為のプロセスとツールを駆使し、客観的な立場からビジネス分析を提供しています。また、新規ビジネスの開拓も担当しています。ウィスコンシン州CPA及びMilwaukee商工会議所、Brookfield 商工会議所、Waukesha商工会議所の会員です。